Material Garden – キュレーター

/ 2013.04.25 posted

小杉博俊|紙の仕事人・株式会社システムクリエイツ代表

僕は「紙の仕事人」と自称している通り、確かにさまざまな紙のことを知っています。しかし、それだけで「紙の仕事人」と名乗っているわけではありません。僕は人にやさしいデジタル社会にするためには、紙が必要不可欠なメディアだと信じています。だから、デジタル社会における紙の具体的な活用アイデアを豊富にもっています。これらのアイデアにより、新しいビジネスをつくったり、人と人を結びつけたり、世の中をよいものにしていきたいと考えています。

[PROFILE]
日本大学芸術学部工業デザイン科卒業。大日本文具(現ぺんてる)、王子カミカを経て、1977年にシステムクリエイツを設立。1970年代にユニバーサル商品の提案により「毎日工業デザイン賞」を二度受賞。「全日本DM 大賞郵政大臣賞」を二度受賞。2013年にiPhone&iPadアプリで「キッズデザイン賞」を受賞。「王子バッグナチュラル紙」、電子体温計「けんおんくん」、光ディスク郵送用パッケージ「CDメールパック」、ケータイ画面拡大用カメラ「写ミール」、「出雲大社御遷宮檜皮紙」など、約50年にわたって紙を中心とした商品開発などを多数手がける。2012年、活動拠点をco-lab 渋谷アトリエに移し、IT時代のクリエイターとして活動中。

[CONCEPT]

ものづくりの核である「素材」を再発見し、
数々のインスパイアーを起こしたい。

最近、ものづくりの現場にいるデザイナーや企画者、エンジニアのなかに、「素材」に興味をもたない人が多くいることに驚きを感じています。「素材」はものづくりの核となるものです。日本のものづくり復活は、「ビッグデータ」「デザイン」などよりも、「素材」を新たな視点から見つめ直すことから始まると考えています。ローコストで安定的に大量生産を行う実績がある「素材」について、加工方法を代えたり隠れた特質を見つけることができれば、新たなものづくり手法が生まれますし、商品開発をスピードアップしたり、高付加価値の商品を生み出せます。これこそ日本独自の取り組みとして、世界中で注目を集めるでしょう。そのきっかけづくりを行うのが「マテリアル・ガーデン」です。ものづくりに関わる方に向けて、「素材」の再発見から始まる新たな提案を行い、数々のインスパイアーを起こしたいと思っています。

[展示作品]

2014/4/25公開

2013/9/25公開

2013/5/10公開

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