月見里のSoil Color Collection

/ 2013.05.10 posted

月見里のSoil Color Collection [Curator]
伊藤聡一

[Material]
山梨県内で採取された土

[協力]
串田賢一、宮川理恵、鈴木文晃、金丸勝彦、三井由香里、五十嵐哲也
山梨県工業技術センター

故郷の土地の「色」を収集し、
アイデンティティを見つめ直す。

山梨県工業技術センターでは、県内のさまざまな場所で土を採取して故郷の「色」をコレクションしています。ブラウンやベージュ、オリーブなどといったいわゆるアースカラーですが、一つひとつの色味は人工的につくる色彩にはない繊細にして明快な質感があります。これが月見里( 山梨の古名。「やまなし」と読む)ならではの自然を構成するカラーです。

自然に存在する「色」を見つめ直す試みです。このプロジェクトによって収集・整理されたカラーコレクションは、地域ブランディングのコアを探求するための資料になります。土は長い時間をかけてその土地の気候や風土を封じ込めたものです。食物を通してそこで暮らす人々に栄養を与えたり、ものをつくるための原料となります。文化の土壌となる土を見つめることにより、その土地のアイデンティティについて多くの示唆が得られるでしょう。

《公開日:2013年5月10日》

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