アルゴリズム編み鋼線トピアリー

/ 2013.05.10 posted

アルゴリズム編み鋼線トピアリー [Curator]
小杉博俊

[Material]
スパイラルワイヤー

[協力]
株式会社アルティマ(スパイラルワイヤー)
対馬尚(アルゴリズムデザイン)

庭園を飾る植物の造形物トピアリー。
新素材の活用でイノベーションを実現。

動物や幾何学模様などをかたどった植物の造形物「トピアリー」。庭園を美しくユーモラスに飾る大型のものは、骨格を製作するために鉄骨の溶接などが必要で大変な労力がかかります。マテリアルガーデンでは、ある素材の斬新な活用法により、トピアリーの製作を大幅に省力化する提案をします。

さて、その素材とは、ステンレス鋼線に特殊樹脂コーティングを施した「スパイラルワイヤー」。建物の壁面や屋上などに張り、蔓科植物がらせん状にしっかりと絡みつくことで緑のカーテンができ、緑化が実現できるという製品です。軽量にして強靭でしなやかなこのワイヤーを編み込んで、トピアリーの骨格をつくるという新発想をしました。骨格の設計については、独自に開発したアルゴリズムにより自動的に実現できます。これはトピアリー製作のイノベーションであり、造園の世界を変えていくと考えています。

そのほか、「スパイラルワイヤー」の特長として、
—コーティング部分をスパイラル状に巻き付けた構造のため、植物の蔓が自然に絡みつきやすく、植物が風で飛んだり外れることを少なくしています。
—樹脂コーティングにより熱伝導率を低く抑えることに成功。日照による植物の熱やけを低減しています。

*マテリアルガーデンでは、アルゴリズム活用によるデジタル造形手法の開発にも着手しています。

《公開日:2013年5月10日》

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