混抄紙

/ 2013.09.25 posted

目的や混ぜる素材に合わせて、
独自の混抄紙を開発することを提案。

大社檜皮紙・OKバックナチュラル・裁断紙幣混抄紙・小豆あん絞り滓混抄紙

混抄紙(こんしょうし)とは、パルプに異質なものを混ぜ合わせて抄いた紙。一枚一枚に違った表情を見せる味わいのある素材です。マテリアルガーデンでは混抄紙について3 つのテーマを提唱し、それぞれの目的に合わせて開発することを提案します。

(1) 廃棄資源をリサイクル
【OK バックナチュラル】末晒クラフト紙に樹皮繊維を抄き混み、和紙の温かさを表現。1972 年に開発されて以来、その素材感がいまでも人気です。
【小豆あん絞り滓混抄紙】小豆の絞りかすを混抄した紙です。そのほか、落花生の薄皮、茶葉抽出かす、ビールの絞りかす、稲わら、デニムジーンズの耳などを混抄した紙があります。

(2) 素材に宿った魂や記憶を大事に
【大社檜皮紙(おおやしろひわだし)】出雲大社の大遷宮で降ろされた御本殿大屋根の檜皮旧材を、御焼納せずに抄き混んだ神々しい紙です。
【裁断紙幣混抄紙】紙幣を裁断した屑を混抄した紙です。現在、現金封筒として活用されていますが、どこか紙幣の記憶が宿っていることを感じます。

(3) 活性炭やゼオライトなどの機能材料
空気清浄機用高性能脱臭濾紙、光触媒脱臭濾紙、食用油脱臭脱色用濾紙、タバコやペットなどの生活臭を取り除く脱臭紙などがあります。

*マテリアルガーデンでは、混抄紙開発のご相談も受け付けています。

小杉博俊(Material Gardenキュレーター)

《公開日:2013年9月25日》

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